悪徳商法にひっかかったら、クーリングオフしよう。

例えば女性のあなたが、買い物に出かけた時にもらった特売会のチラシを見ると、欲しかった高級輸入化粧品のサンプルがもらえると書いてある。

会場に行ってみると、40人くらいの客がいて熱気ムンムン。

30代後半のイケメン男性が、「今日来た人は本当にラッキー、通常3,000円の商品を買った100円であげちゃおう」などとタダ同然で商品を売っている。

その男性が、「さあ次は、他では絶対に手に入らないこの超高級羽根布団、50万円の商品だけど、今日だけ半額でいい、さぁ欲しい人!」と言うと、あなたは思わず、「はい!」と手を上げてしまった。

すぐに後悔したが、「分割払いで良い」と押し切られ、契約書にサインしてしまった。

このように消費者を興奮状態に陥らせ、冷静な判断が出来ないようにして、不当に高い商品を売りつけることを「催眠商法」という。

同様に社会問題になっているのは「点検商法」。

給湯器の点検と称して住宅を訪れ、不必要な買い替えをさせたり、不良品を押し付けたりする悪徳商法。

屋根がこのままでは危ないとか、床下に換気扇を取り付けないと危険などのバリエーションがある。

こうした悪徳業者と万が一、契約してしまっても「クーリングオフ」という制度がある。

契約した日を含めて8日以内なら解約ができるので、書面で相手に解約する意思を伝えましょう。