お茶を出してから本題に入る。
客間では、お客様に上座をおすすめします。
座る前にお客様から、正式な挨拶があれば、その場で受けてから上座に誘導します。
そこで手土産を頂いた場合は、「ご丁寧にありがとうございます」とお礼を言い、受け取ります。
また、お客様から「ご一緒に」などと申し出があれば、頂いた品をお茶と一緒に出しますが、申し出のない場合は用意しておいたお茶とお菓子を出します。
本題に入るのは、お茶を進めてからにします。
それまでは世間話などをしてお茶が運ばれるのを待ち、話題はなるべく家人の方から出すようにします。
訪問が依頼などの要件の場合は、切り出しやすいように誘導するなどの気配りも必要です。
また、会社の場合は、お茶が出た頃を見計らって、応接室に入ります。
時間が制約されている場合は、訪問者に面会時間をはっきり伝えます。