プライベートな話を短く絡める。

「今日は午後から雨のようですね」

 

「ああ、そうみたいですね」

 

このあと、会話を続けるための、とっておきの話術を教えましょう。

 

「持っているカッターシャツが少なくて、洗濯物は乾かないと困るんですよ」

 

こういうと、「私はあなたといろいろお話をしたいです」という思いを伝えることにもなって、相手も話しやすくなります。

 

それに、あなたが持ち出した、「持っているカッターシャツが少ない」「洗濯物が乾かない」という2つの題材を使えば、相手も話の材料が増えるため、話しやすくなるのは分かるでしょう。

 

これで相手から、「まだ会社に入ったばかりだから、着るものにどうしても不自由しますね」

 

「うちの部屋も、今洗濯物でいっぱいですよ。困りますね、雨が多いと」などと話してくれるでしょう。

 

なかには、「持っているカッターシャツが少ないなどと言ったら、どんな風に思われるか分からなくて不安」と感じる方もいるかもしれません。

 

でも、そこまで心配する必要はありません。

 

他人は自分に迷惑のかからないことであれば、いたっておおらかなものです。

 

むしろ、気持ちをさらけだしてくれたことに好感を持ってくれるでしょう。